夜は短し歩けよ乙女
題名からして、何というか「痛そうな作家さん?」とか思っちゃいましてw
ずっと敬遠してました。
なのに、なんか気になっちゃうって感じで
でも、ハマる人はハマっちゃうのかなー?
その世界を知りたいなーと思い
文庫になってから購入したんですけど、導入部を読んだだけでやっぱりダメで
ずっと積読本となっていたのです。
くどい形容と屁理屈
ご都合主義の突拍子もない内容
でも、リズム感はある。バラバラのようでまとまっている
もっと若い頃なら・・・楽しく読めたんじゃない?
どうしてもそんな気がして
やっと読んだんです。
結構面白かったのです。
個性の強いキャラクターも、ふざけてるんだかマジメなんだかよくわからない天然キャラも
男目線で見ると、こういう女子が可愛いのか?と思ったり
文体に慣れれば、楽しく読めます
細かい描写は斜め読みでw
古本の話は好き・・・だと思う
そう来たか!と思わせてくれるし
うまくリンクさせていて、本好きな人なら結構いけるんじゃないかしら
主役の二人より、脇役達の方が魅力的だけれどもw
小学生の頃に読んだ庄司薫のシリーズを思い出した。
青春まっただ中だったら、感想はもっと違った物になったのかもね
そのあたりがちょっとくやしい
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/12/25
- メディア: 文庫
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